Love is blind!!
恋は盲目! 誰に恋するワケでもないけど、敢えて言うなら青春自体に恋してる!
DATE: --/--/--(--)   CATEGORY: スポンサー広告
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
DATE: 2010/03/04(木)   CATEGORY: ナカムーラ家。
ナカムーラ家の不思議之国。
最近合った、話をいたします。
どうか、ご清聴を。


うわーっつ、はぷん!?
チェリ子はいつの間にか、人類の夢・・・空を飛んでいました。
何故かは、まったく持ってわからん。
ただ、言える事。

私、このまま落ちてったら地面とファーストキスの上に即死。
ファーストなエンドを迎えることになるよ。

うーん・・・今一状況を掴めませんね。

まとめて見ると・・・

① なんか飛んでるってか落ちてる
② 見たことのない風景
③ 危機感を全く感じない
④ と、いうかこれって夢?現実?
⑤ 後ちょっとでファーストキス

はい、⑤はマズイ。

効果音で表すと、ヒューンどかん
チェリ子は見事に垣根に首からダイブ。
ってか、痛い!コレ、薔薇!トゲ刺さる!!

「っつう・・・」

首を薔薇の垣根から引っこ抜くと(どっこいしょのオプションつき)、
そこに居たらしいご婦人と、目が合いました。
しかし、ご婦人は、目をそらし、チェリ子がぼろぼろにしてしまった無残な薔薇たちを見つめています。
「・・・」

無言。

「あ、どうも~・・・」

無言。 

「あの~・・・」
「私の薔薇をよくもやったわねえ!?」

無言で立っていたご婦人。

ひええええ!

ご婦人、如雨露をぶんぶん振り回してきます。
ええと、遠心力だっけ・・・水がまわしてもこぼれないの。

でも、あたったら即死・・・
如雨露、金属だし・・・。


かなり加速して走ったあと、後ろを振り返ると。

「追いなさい!侵入者よ!!」
「イエス、マダム!」

ご婦人、後ろに控えているマッチョな男の人たちに命令をしています。
あんなのに追っかけられたら、チェリ子マジ無理。
そうこうしてるうちに、マッチョ隊は展開。
チェリ子を追い込む形でフォーメーション。
あれ、これってデジャブ?

「捕らえろー!」

あわわわわわ、どうしよう!
とにかく足を回転させて、逃げ惑うチェリ子。ちくしょ、なんて滑稽なんだ。
と、ここで鈍い子チェリ子のいかん癖が発動。

ずりっ(薔薇用の砂でけつまずく音)

どたん。(ちょっとだけ空中浮遊して落下した音)


「・・・。」
「・・・。」


MAZUIZE★



目を伏せ頭をガードすると、その体制のまま持ち上げられ(ななな、なんてマッチョなんだ・・・!)
ちょっとだけすごまれた。
ああ?みたいな。
そのとき。

「ワンワン!!」

不意に聞こえたその声に、マッチョさん同様。勿論チェリ子も同様(アカーーーン!)。
呆然と伏せた体制で居ると、いきなり手を引っ張られて立ち上がります。
そして、チェリ子の手を引っ張ってる人は

あろうことか。

茨の中へと進んでいったのです!


その後はもう、走る走る。

「いたい!」
「ああ、ごめん!」

茨道(ホントにちょっとの隙間しかない)の中で、引っかきまわされた痕のある腕をさすりながら、
チェリ子はぶーたれます。だって痛いんだもん。
手を引く人は、くるりと振り返ります。

「あっ!?」
「え?」

先の叫びがチェリ子。
だって、これは。

「フーさん!?」

庭師フーさんだったのです。
てか、格好がおかしい。
ナンだろう・・・アリスに出てくるウサギのような・・・でも真っ黒だし・・・

「違うよーん・・・そうだなあ・・・黒ウサギ。皆からはそう呼ばれてるよ」

クロウサギ。苦労詐欺?

脳内変換がうまくいかず、ちょっと黙ってからやっとわかった。
黒ウサギフーさんは、言いながらずんずんと茨の中を進みます。

「さっきのは、薔薇の門番ケイコ。Kって呼ばれてる」

薔薇にちょっとでも触れると、こーだから。
こー、の所で親指で首を横に割く真似をするフーさん。

「んで、キミは・・・アリスだよね?」
「うえ?」

アリス?名前かすっても無いよ。

「私、アリスじゃないです」
「ええ?だって、空から降ってくるのってアリスだけじゃーん」

どんな概念だ
覆されるよいつか。


アリスだ何だの話をしているうちに、視界が開けてきました。


そこでは、真っ白なテーブルの上にさまざまなクッキーやらお茶やらが。

「う、わあ・・・」
「すごいでしょ?」

甘ったるい感じもなくて、いい。

でも、お客さんがいっぱい居ます。

「いいんですか?お客さん居ますよ?」
「いいのいいの
おーい、アリス連れてきたよー!!」

ああ、アリスじゃないって!
チェリ子の小さな呟きは、お客さんのざわめきによってかき消されました。

「アリスだって!?」

近寄ってきたのは――マホさん。
格好は、おしゃれなトランプのハート柄のふわってしたワンピース。

「え」
「アリスだよ、兵士さん」

マホさんはニコリ。
一礼して去っていきました。

そして、どすどすと足音を高らかにやってきたのは、フーさんと対な格好をしている――ルンさん。

「このイカレウサギ!」
「何をー!!」

二人は目が合った瞬間つかみ合いのけんかを始めてしまいました。
困った。

視線を泳がすと、ダイヤ柄のワンピースをきた兵士――マイさんが来て、言います。

「ごめんなさい、アリス
あの人たちいつもああなの」

ああ~・・。
これは、二つ目の「あ」にアクセントがつきます。

「アリス、お茶はいかが?」

「うわ!」

次は、帽子屋の格好をした次女。
似合ってるー。

そして、長女とモエさん。
長女は多分女王。モエさんは差し詰めメイドさんってトコ。
リサさんはやまネズミ。可愛いうす桃色のホットパンツをはいてる。

そこへ、ピンクと紫のボーダーの服を着た人が近づいてきました。
あ、怪しい・・・。

「やあアリス」
「どうも」
「僕を誰だか知ってる?」
「・・・ええと」
そう。こんなしゃべり方する、アリスにでてくる・・・

「何とか、猫?」
「チェシャ猫だよ、アリス」 

チェシャ猫は、チェリ子を見て言います。


「アリス、僕の願いを聞いてくれる?」
「い、いいとも~・・・?」


何でアリスじゃなきゃだめなんだ?
首をかしげていると、チェシャ猫も可愛らしく小首を傾けました。

「名前を、呼んで」
「え?」

意味わからん。
まあ、それくらいなら。


「チェシャ猫?」



その後は、よく覚えてない。
フーさんがなんか叫んでて、チェリ子はただ空が青いなーとか思ってた。
こめかみあたりがガンガンしてるし、お腹に変な体重も感じる。

声の遠近から推測すると、マホさんやマイさんがそれぞれ得物を持ってチェシャ猫に攻撃してるっぽい。
ルンさんはなんか他の皆を避難させてる。


あり、チェリ子不味いことした・・・?



そんなことを思ってると、フーさんがチェリ子ビジョンいっぱいに広がる。

「アリス、死んじゃやだよ!」

え、チェリ子って死ぬの?


「だ・・・いじょう・・ぶ」
「アリス、アリス!」

チェシャ猫は、いとも簡単にチェリ子の首あたりを押さえつけます。



フーさんや、みんなの顔が遠くなります。


みんな、ゴメン。






おっきろーー!」
「うっわあああああ!」


あれ・・・夢?
まさかの・・・夢オチ!?


「フーさん?」
「ん?」


だよね、夢オチだよコレは。


「なんか用?アリス」






夢オチ・・・だったのかな?





(夢オチでしょうね、これは)
スポンサーサイト

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © Love is blind!!. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。