Love is blind!!
恋は盲目! 誰に恋するワケでもないけど、敢えて言うなら青春自体に恋してる!
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DATE: 2010/02/22(月)   CATEGORY: ナカムーラ家。
ナカムーラ家の親睦会。
こんばんは。チェリ子はこの前、隣国との親睦パーティーに行ってきました。

つうか、暇で暇でしょうがなかったんです。
ってのは嘘。
それでは、今日はこのお話を。



煌びやかなシャンデリア。優雅に踊る人々。
部屋の中には煌めきを放つ料理が所狭しと並んでいます。

チェリ子達は、隣国で行われた親睦会に来ています。

なんでも、かなり偉い王子様がいるらしいですね。
ええ。まあ。
人々の熱気がすごくて、チェリ子は外に出てたんです。

しばらくボーっとしてると、中が騒がしくなりました。

嫌なよかん・・・だぜ!!

急いで戻り、みんなが集まっているホールに続く螺旋階段を数段登ると、壁にもたれかかっている黒いスーツの人が。

この人は…このパーティに来てる偉い王子様の教育係のアランさん。
強面な顔を、ぐにゃりとゆがませています。

「あ、アランさん!血、血が!」
呼吸さえ辛そうなアランさんは、折り曲げた膝と腹部を押さえていました。あれは、銃痕。

「アランさん!」

私は捜し出した薬草で応急措置をしました。

「嬢ちゃん、よく聞いてくれ」
「!…はい」

アランさんは呻きながらも続けます。

「今、ホールに侵入者がいる」
「え、」

「俺が、何人か取りこぼしちまったんだ」
畜生と呟いてから、彼はチェリ子の目を見ていいました。

「逃げろ、嬢ちゃん」
「…な」
「今から、俺が3つ数える。
その間に逃げろ」

にらまれる。
どうすればいい、どうしたい、
どうする?

「行きません!!」

チェリ子が叫ぶと、アランさんはチェリ子の頭をひっぱたきました。

泣くとか、そういう反応を期待してたんだな、この人は。
残念だけど・・・


頭殴られんのは、(長女とかコックとかから)毎日だから、なれてんのよ!!」

アランさん、口をぽっかり開けたまま放心。

「私、行きますから!」

そう告げると、ようやくアランさんが立ち上がります。

「待て、嬢ちゃん!!」

叫ぶアランさんにつばを飛ばし(汚い)、チェリ子は螺旋階段を駆け上りました(3回くらいコケた。)
ホールに続く重厚なドアをそっと開けると、黒ずくめの男の人たち(某少年探偵団に出てくる人たちみたいな感じ)が、
会場をのっとっていました。

そーっと会場に忍び込みます。
あれ、私のほうが不審者・・・?
コソコソとテーブルクロスの中に入ります。


「女子供は外へでろ」

黒ずくめの人たちは銃をかまえたまま(多分ガトリング・・・かな)、ゆっくりと女の人と子供を扉の外に誘導させます。

どどど、どうしよ、
出てくタイミング掴めん・・・!!

お、こんなこともあろうかとかつらを持参。あるかフツー、とか思わないでね。
コレでもチェリ子、探偵のアルバイトしてましたよ!
変装くらい、お茶の子さいさいです。

かつらをつけて、男の人に成りきるって言うコマンドを、チェリ子は選びました。

と、そのとき。
テーブルクロスが、 

!!

めくられてしまいました。
覗く顔は、日本でみた、モエさんに発砲した、あの男の人。

「お前・・・」
男の人の肩越しに、ナカムーラ家の顔が覗きます。
みんな、かつらかぶってる。
フーさんとか、マリさんとか、アフロだし。


「そいつらを、逃がしてやってくれない?」


声。
これは、ルンさんの声。

「ガキが」

あらら、ルンさん完璧男の子に見られてる。
確かに、今日スーツだしね。


舌打ちをした黒ずくめの男の人1人は、チェリ子をテーブルの下から引きずり出し(痛い痛い!)、


「コイツと、お前は残れ」


え。
何、旅は道ずれってか?


「やだよ、心配だよ!!」
リサさんが絞り出すように叫びます。
「うるさい、黙れ!」

黒ずくめは、叫び声をあげるナカムーラ家メンバーを、銃で脅します。
メンバーはこけつ、まろびず追い出されてしまいました。

残ったチェリ子とルンさん。
てか、ほんと運悪い・・・。


「ガキ」

え、私?

「は、はい」

「俺たちの目的、知ってるか?」

はぁ?知るわけねぇだろアホか
・・・ゲホン。

「知らない、です」

「あの、クソ王子を消すことだ」

黒ずくめは、ルンさんを指差し言います。

まさかの勘違い!!
黒ずくめの人たち、どうやらルンさんを王子と間違えてらっしゃる!!

本物の王子は、多分アランさんを見に行ったんだよね・・・。
言ったほうがいいのかなあ・・・?
よし、うん。


「そそ、その人は、王子じゃありません!」


はーい、どもったっ★(小声)

ショウガナイヨ!キンチョウスルンダヨ!

「・・・ふざけんなよ」

黒ずくめを・・・怒らせた!?

こっちに突進してくる黒ずくめ。

受身を取るけど、衝撃はやってきませんでした。
閉じていた目を開けると、ルンさんが黒ずくめを逆フルボッコ打ちのめしていました。

おお、恐るべし・・・!


「非難するよ、チェリ子!」
ルンさんが動き出したそのとき。

「フン」
得物を持った黒ずくめの一人――あの男の人――が立ち上がり、


―――ガツン!!


崩れ落ちるルンさん。
え、嘘。え?

「ルンさん・・・!!」

勝ち誇った笑みを浮かべる男の人。

再び銃口をむけられます。

あー、吸い込まれそう・・・

ここで、爆発音。
どっかーん!!


しっかりしろ!!(パシン!!)」
おぶっ!!」

あああ、お星様こんにちは。

じゃなくて、目の前には血まみれのルンさんがチェリ子の頭をはたきました。

「っギャーーーーーー!?」

だめだ、あまりの急展開に頭がついてかない。

ルンさんの後ろでは、黒い服の男の人がマホさんや長女たちに取り押さえられてるし、
やっとココまで来れたらしいアランさんが呆然とこっちをみてるし、
他のナカムーラ家のメンバーは、お偉いさんを外に誘導してるし。

部屋の中が、とにかくめちゃめちゃだし。


とにかく、助かったのかね?


                         「いい気に、ならないほうがいいい」

「?」
黒い服の男の人が、さも愉快、というように笑いながら言いました。


途端、黒い服の男の人は



消えていました。






結局、そこで親睦会は中止。
頭が残念大変なことになってるルンさんの手当てをし終わり、包帯をひたすらくるくるしてると、
うしろから声が聞こえました。

「嬢ちゃん、すごいぜお前らは」
「キミ達、とてもかっこよかったよ!」

アランさんと、今日命を狙われるはずだった王子でした。

いやあ、私、闘ってない
ここ、重要。

「仲間を、大事にしろよ、嬢ちゃん」

アランさんはしみじみ頷き、王子の肩をたたきます。
行くぜ、とか何とか言ってるんでしょう。


チェリ子は、遠くでやつれてるメンバーを見てみます。
そして、あの男の人。


どこかで、見たことあるんだよなあ・・・。




「チェリ子、おいでよ」


ルンさんに呼ばれ、走ってそっちのほうへ行くと、

ぱしん!!

「あがっ!」

はたかれた。



この後、今回についてのお説教が30分続きました。
あなわびし。
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